気象庁が発表する防災気象情報では雨・風の強さを数値で表現しています。下記の表は「○○ミリの雨」「○○メートルの風」等の表現を一般 の方のイメージで表現したものです。
 人の受けるイメージは個人差がありますので気候の穏やかな岡山県の人はご自分のイメージと異なっているかもしれません。この表を参考に気象台の発表する防災情報や自分のイメージを整理して雨・風の強さと災害発生との関係を整理しておくことが重要です。

■ 地震の揺れと被害想定(気象庁震度階級表より作成)■

震度 人の受けるイメージ
0 人は揺れを感じない。
1 屋内にいる人の一部がわずかに揺れを感じる。
2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる。
3 屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、棚の食器が音をたてることがある。
4 眠っている人のほとんどが目を覚ます。部屋の不安定な置物が倒れる。歩行中の人も揺れを感じる。
5[弱] 家具の移動や、食器や本が落ちたり、窓ガラスが割れることもある。
5[強] タンスなど重い家具や、外では自動販売機が倒れることがある。自動車の運転は困難。
6[弱] 立っていることが難しい。壁のタイルやガラスが壊れ、ドアが開かなくなる。
6[強] 立っていられず、はわないと動くことができない。重い家具のほとんどが倒れ、戸がはずれて飛ぶ。
7 自分の意志で行動をできない。大きな地割れや地すべり、山崩れが発生する。


■ 台風に備える
日本列島には毎年多数の台風が接近または上陸し、強風と大雨によりたびたび大きな被害にあっています。台風情報に注意して被害が出ないように備えましょう。
 台風の大きさは「風速15m/s(メートル/毎秒)以上の半径」、強さは「最大風速」で表されています。
風と被害(※気象庁資料より抜粋)
平均風速(毎秒) 影 響
10〜15m 風に向かって歩きにくい。看板やトタン板が飛ぶ。
15〜20m 歩くことができない。高速道路での運転は困難。
20〜25m しっかり身体を確保しないと転倒する。車の運転は危険。
25〜30m 立っていられない。樹木が倒れ、ブロック塀が壊れる。
30m〜 屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊がはじまる。

台風の大きさと階級わけ(※気象庁による)
階 級 風速15m/s以上の半径
大型(大きい) 500km以上800km未満
超大型(非常に大きい) 800km以上

台風の強さと階級分け(※気象庁による)
階 級 最大風速
強い 33m/s以上〜44m/s未満
非常に強い 44m/s以上〜54m/s未満
猛烈な 54m/s以上


■ 集中豪雨に備える
集中豪雨は、短時間のうちに狭い地域に集中して降る豪雨のことで、梅雨の終わり頃によく起こります。狭い地域に限られ突発的に降るため、その予測は比較的困難。中小河川の氾濫や土砂崩れ、がけ崩れなどによる大きな被害が予想されます。がけ付近や造成地、扇状地などは気象情報に十分注意し万全の対策をとるようにしましょう。
1時間の雨量 と降り方(※気象庁資料より抜粋)
1時間の雨量 予報用語 人の受けるイメージ 災害発生状況
10〜20ミリ やや強い雨 ザーザーと降る。 長く続くときは注意が必要。
20〜30ミリ 強い雨 どしゃ降り。 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる。
30〜50ミリ 激しい雨 バケツをひっくり返したように降る。 山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要。
50〜80ミリ 非常に
激しい雨
滝のように(ゴーゴーと)降り続く。 都市部では地下室に雨水が流れ込む場合がある。土石流が起こりやすい。多くの災害が発生する。
80ミリ以上 猛烈な雨 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。 雨による大規模な災害の発生するおそれが強い。


■ 気象注意報・警報・情報
◆注意報・警報とは?
大雨などのときに発表される注意報や警報は、各地域の住民に注意を呼びかけ、災害による被害を最小限に食い止めることを目的としています。
注意報は災害が起こるおそれのあるときに、警報は重大な災害が起こるおそれがあるときに発表されます。
◆気象情報とは?
気象情報は注意報や警報に先立って注意を促したり、注意報や警報が発表されたあとの補足や防災上の注意を解説する場合など発表されます。
◆注意報・警報は地域によって違う
注意報・警報が発表される基準は、各地域によって異なっています。日頃から天気予報や気象情報などに関心を持ち、自分の住む地域の地理的特徴や、よく出される予報、被害状況などを覚えておきましょう。
気象注意報・警報・情報の種類
  種 類 発表の時期
注意報 風雪、強風、大雨、大雪、濃霧、雷、乾燥、なだれ、着氷(雪)、霜、低温、融雪、高潮、波浪、洪水、浸水など 災害が起こるおそれがある場合
警報 暴風、暴風雪、大雨、大雪、高潮、波浪、洪水、浸水など 重大な災害が起こるおそれがある場合
情報 台風、低気圧、大雨、大雪、小雨、長雨、低温、日照不足など 注意報・警報を補完する必要がある場合など